よく考えたらドラゴンボールのピラフ大王が主役級にスゴい件。
こんな感じで、よくワンピースが取り上げられるので、ふとドラゴンボールはどうなんだろうとよく考えてみたら、起業論とかではないんだけども、各々がスキルとか色々持ってて、すごい人物だらけすぎてビビった、という話。
その中でも、気になったのが主人公の孫悟空。と、ピラフ大王。
孫悟空
そもそも宇宙人
- 地球人じゃなくサイヤ人。純粋な戦闘民族でした。
育ての親(孫悟飯)が世界最高レベルの武術の達人
ヤムチャの弁によれば、「武術においてその右に出るものはいない」とまで言われた達人で、ウーロンもその名前を聞いたことがあり彼のことを「有名人」と発言しているなど、武道界のみならず世間一般にまでその名は知られているほどだった。また、悟空に素手による格闘術のみならず、如意棒による棒術なども教えた[3]。悟空の弁によれば、「女には優しくしろ」とも説いていた。
初めての友人が、世界有数の企業の令嬢(ブルマ)
- 世界有数の企業の令嬢なのに、可愛くて、若い。
- そもそも科学者としても天才。
- 後にカプセルコーポレーションの会長に就任する。
一緒に冒険に行かなくなった後も会社単位での協力などもしている。
- ナメック星に行くための宇宙船の作成
- サイヤ人の戦闘服をセル編で作成
ピラフ大王
僕が一番、謎で注目したいのがピラフ大王。シュウとマイとトリオになってドラゴンボールを集めながら悟空にちょっかいをかける脇役。覚えているだろうか、「焼飯」という文字が書かれた服を来ている青いちびっ子を。
これでもええ年なんですけどね。悟空と出会った時には既にアラフォーに突入していたはず。
このピラフ大王、お馬鹿でウブなんですけど、意外とすごいやつなんです。
自称天才科学者は伊達じゃない!
- 世界有数の大企業カプセルコーポレーションの天才ブルマが作ったドラゴンレーダーには劣るものの、基本的な機能が同じ物を造りあげる。
- 3人の体に合わせた戦闘用ロボット(ピラフマシン)を作るわ、合体機能を複数つけるわ、逃走用の変形機能までつけるわでリスク管理までバッチリ。
- ドラゴンボールから出る特殊な電波を妨害するケースの開発
- 人工衛星を使った地上の監視
などなど、ソフトからハードまでゴリッゴリに対応するし、単独で動いている割にカプセルコーポレーションやレッドリボン軍並みの技術力を持っていたといっても過言ではないのでは。
資金が潤沢にありすぎ
- 上記の研究・開発にかかるお金は相当膨大なはず!(VCとかエンジェルが居るのか?)
- ピラフ一味が住んでいるのは城!!!
- 城内部には、対侵入者用の迷路や、セキュリティシステム、鉄壁の固さを誇るガラスの部屋など海図しまくり。改修費用やばそう
- 城に飛行機とかも格納してる。自家用機持つとかすごくね?
- ピッコロ大魔王に献上したのも空中基地だし、砂漠の地下に秘密基地もさらに持ってる
人望(人を見る目)がある
- 単独で組織化していないのにも関わらず、世界征服という夢を掲げ人を集めている
- 部下のシュウもマイも、同じレイヤーで世界征服を考えれている
- 部下はどんなにひどい目にあっても、決して離れて行くことは無い
- ドラゴンボールGTになった頃でも、未だに3人で居る。多くはないが、確実に一緒に夢を追える人を選んでいるという意味では人を見る目がある。
まぁ、これだけ見ても、ピラフ大先生は並のスペックじゃないし、他の漫画に入り込んだらソッコーで主役はれるだけのスペックは持っている。確実に持っている。
ドラゴンボールで狂った人生
悟空との戦いを見ている限り、ドラゴンボールを探す前からその技術力を発揮して様々なものを作っていたと見える。しかし、ドラゴンボールとその伝説に出会ってしまって、「ドラゴンボールを集めて世界征服を!」とドラゴンボールを探し始めたのだ。そして、ほぼ敵なしだと思って集めていたドラゴンボールも、もう数秒で世界征服するところだったし、ギャルのパンティなんてものになるし、その悔しさと言ったら、発狂して自殺してもおかしくないレベルだったと思う。
ここで手を引いておけば良かった。恐怖のサンクコストの問題が浮上する。今までかけた労力やコストを考えると、再度ドラゴンボールを集めるという意思決定をしてしまったのだ。
確実にドラゴンボールなんかではなく、自称天才科学者の腕を用いて、後発でカプセルコーポレーション並の企業を作ってしまって、そこから世界制服を目論んでも良かったのでは、と思うが、彼もまたドラゴンボールに人生を狂わされてしまったのだろう。